受審事業所のコメント

【社会福祉法人 障害者支援施設 施設長】東京都版
当施設は、第三者評価については長年メイアイヘルプユーに依頼しています。利用者調査や職員自己評価の結果が送られてくると、管理者として毎回一喜一憂します(憂いのほうが多いかも)。経営者層自己評価(当施設は管理職の合議で作成しています)は、多くの時間は割けませんが、できるだけ複数の目で丁寧に行うことを心がけています。それによって組織の現状が自ずと見えてきます。

訪問調査およびフィードバックでは、課題・改善点にしっかり目を向けつつ、組織のストレングスに着目してエンパワメントしていただき、そして厳しくも温かいエールをいつもいただいていると感じています。

私たちが目指すのは、利用者中心のサービス提供以外にありません。しかし、そこに向かうには大きな推進力(エネルギー)が必要です。目的を実現し、それを未来に向かって持続可能なものとするために、経営的なことはもちろんですが、職員が納得して働けること、閉鎖的にならないことが大事だと思います。メイアイヘルプユーの第三者評価は、そのための“クリーンエネルギー”なのかなと思っています。

【社会福祉法人 特別養護老人ホーム 施設長】東京都版
メイアイヘルプユーの第三者評価は、数年前から毎年、受審しています。その際に得られる苦情対応や感染対策などに関する情報提供は、現場として時期を得た内容で感謝しております。

私たちは地域とのつながりを大切にした施設運営を行っていますが、限られた生活空間での対人援助の仕事なので、どうしても職員の視野が狭くなり、職員本位のケアになりがちです。だからこそ、第三者評価を貴重な機会と捉え、ケアの方法が間違っていないかを確認してもらい、職員のやる気を引き出してくださることを期待しながら受審しています。

評価機関を選考した際、『リスク管理』と『医療・看護』に精通している機関を探しました。私たちの事業所はショートステイの利用者数が多く、しっかりと向き合えないことによる事故や苦情に悩んでいました。また、定期巡回・随時対応型訪問介護看護など様々な事業を行っているので、福祉分野だけでなく、医療や看護の分野にも知識を有する機関に依頼したいと考えました。

メイアイヘルプユーの評価については、「リスク管理に鋭い視点を持ち、医療職の評価者が歯に衣着せぬ物言いをする」という前評判を聞いていました。そのためか、最初の訪問調査時には身構え、緊張して受審したことを覚えています。

しかし実際には、職員を応援する優しさのこもったコメントばかり。また法的根拠、経験に基づいた理論的な助言であり、行政や他施設の動向も踏まえた内容でした。毎年、受審を重ねてゆくと、次年度の評価までには改善が望まれる点を見直し、誉めてもらいたいと思うような関係を築いてくださいました。まるで、施設応援団のような評価者の方々です。

毎年、ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

【社会福祉法人 就労継続支援B型事業所 管理者】道府県版
当法人は、平成25年から福祉サービス利用者の選択に役立てること、そしてサービスの質の向上だけではなく、法人「10の心得」の一つである「圧倒的な安心安全を実現すること」を目的として第三者評価を導入した。受審結果はホームページで公開しており、また、培った経験を言語化して共有し、さらに標準化することを目的に、法人主催の報告会を開催している。この報告会には、職員・利用者・家族だけではなく、同業者や関係団体も参加している。

第三者評価受審理由の一つとして、職員自己評価がある。組織運営やサービスの質を見直して、新たな気づきを得られる、事業者全体でサービスの質の向上に取り組むきっかけを得られる、経営層と職員の認識の違いを把握できる等、意義は多い。

また、利用者調査も受審理由の一つである。組織運営やサービスの質の向上に取り組む気づきやきっかけを得られる、事業所が提供するサービスの課題を得られる、事業所と利用者の認識の違いを把握できる、得られた課題を職員と共有し改善できる、事業所の方針や取り組みが利用者に理解されているかを知る機会となる等、やはり意義は多い。

さらに評価結果の活用として、結果共有(評価結果を職員と共有、職員の学びの機会)、改善プラン共有(全職員で改善プランを考え、合議し決定)、取り組み(改善プランに優先度、改善時期、担当、結果)、進捗共有(毎月、評価機関と全職員で共有、改善の方向性を確認)を行っている。

利用者・法人・評価機関が一体となり、サービスの質の向上だけでなく、共生社会を実現したい。

東京都版 「とうきょう福祉ナビゲーション」に評価結果が公表されています

道府県版 「WAM NET(ワムネット)」に評価結果が公表されています

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